占い師は人生のよきアドバイザー

占いには長い歴史があり、本当にたくさんの種類が存在します。割と誰もが知っている占いと言えば、「四柱推命」「九星気学」「ホロスコープ」「動物占い」などでしょう。ほとんどの占いは、誕生日や出身地など個人の出生にまつわる情報を元に占います。
最後に挙げた「動物占い」などは、生年月日を元に数種類の動物に例えて占うというものなので、特に専門的な知識や修行などは必要ありません。他の物についても、雑誌の占いコーナーやインターネットの占いでお馴染みの名前と言えるでしょう。どちらについても、全体的な総合運が書かれている場合が多いです。
しかし、実際に占い師の人に占ってもらう場合には、占いの種類が大切になってきます。まず、自分が何を知りたいのか、どんなことで迷っているのかを明確にする必要があります。占いには「占う時期の範囲」というようなものが決まっており、例えばタロットカードの占いであれば、現在に近い未来や過去についての占いとなります。つまり、前世についてや、あまりに先の未来についてまではタロットカードでは占うことができません。占い師によっては、色々な占いをマスターしている人もいますので、そういう場合には占ってもらう段階で、どの占いにしたらよいのかを決めてもらえることもあります。しかし、いずれかの占いに特化した占い師に見てもらう場合には、その占いが得意とするジャンルや、時期などもあるため、自分が抱えた問題について解消できない可能性もあるのです。

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占い師のところに訪れる人の多くは、「人間関係」の悩みを抱えていると言われています。占い師は相談相手の生まれ持った運命を占い、今の現状や悩みを聞き、占った未来の結果によって助言を与えて行きます。目に見えない霊感や、超能力などとは少し違い、現実的な悩み相談室のような存在なのです。
生まれ持った資質や運命などについては、変化がないものの、多くの占いでは星の動きなどに運勢が左右されるため、毎年運勢は変化していきます。占う前までのことを振り返り、今の自分と向き合い、この先の運勢を見ていくというのが基本的な流です。また、1年間の運勢と言っても、その1年というものは1月から12月の365日を指すのではなく、節分の日から、節分前日までを一年とする占いが多いようです。
有名な政治家の人や、芸能界の大物タレントなども、占いを参考にして生活しているというのはよく聞く話です。迷ったり、悩んだりした時には一人で抱え込まないで占いに頼ってみるのもよいかもしれません。